製造業の事業計画書の書き方・記入例|生産能力と受注から設備投資を考える
AIを活用して作成し、公式資料を参照しています。掲載の記入例は架空の例です。出典と確認日は本文に記載しています。
この記事の目次
製造業の事業計画書は、売れる数量と作れる数量の両方から組み立てます。設備のカタログ能力だけで売上を決めず、段取り、検査、不良、受注の見込みまで同じ計画に入れると、投資の理由を説明できます。
以下は金属加工の経験者が、店舗向けの小型備品を小ロットで製造・販売する架空例です。金額・時間・良品率は計算のための仮定であり、相場や実在企業の実績ではありません。
事業の内容を、製品・顧客・販売方法で説明する
金属加工と検査の経験を生かし、小規模店舗向けの陳列備品を製造します。寸法を規格化した基本商品と、対応範囲を限定した寸法変更を用意します。開業前に試作品を店舗で使ってもらい、使い勝手と購入条件を確認します。大型設備の導入に先立ち、一部工程は外注し、受注と品質を検証します。
bizlyai編集部による架空の記入例。実在事業者の実績・採択事例ではありません。
『高品質な製品』だけで終えず、対象の寸法、材質、検査項目、納期の起点を決めます。まだ合意していない販売店や顧客は、取引先ではなく候補として記載します。
月60個を作るために、工程別の時間を計算する
| 前提 | この例の仮定 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 販売数量 | 月60個 | 見積・試用・受注の段階別に管理 |
| 良品率 | 投入数の95% | 試作で不良と手直しを記録 |
| 必要な投入数量 | 60÷0.95を切り上げて64個 | 端数を含め材料手配を確認 |
| 加工時間 | 1個1.5時間×64個=96時間 | 段取りは別計上 |
| 段取り・検査・保守 | 月24時間 | 工程ごとの記録を取る |
| 生産に使える時間 | 月140時間 | 営業・事務の時間は除外 |
| 必要時間と余力 | 96+24=120時間、余力20時間 | 納期の集中も確認 |
良品率95%は平均的な仮定なので、64個投入すれば必ず60個納品できるわけではありません。工程ごとの不良、手直し、材料待ちを確認します。1台で足りても、検査担当が詰まれば出荷できないため、最も負荷の高い工程を見つけます。
月商120万円を、販売数量と原価へ分解する
| 月次の簡易試算 | 算式 | 金額 |
|---|---|---|
| 売上 | 2万円×60個 | 120万円 |
| 材料・外注費 | 0.75万円×64個 | 48万円 |
| 売上−材料・外注費 | 120−48 | 72万円 |
| 家賃・光熱・運送・管理等 | 12+6+5+7 | 30万円 |
| 上記費用を引いた差額 | 72−30 | 42万円 |
個人事業主一人で始める例なので、事業主の生活費は上表の費用に入れていません。差額42万円から生活費25万円と返済元金8万円を支払う仮定では、残りは9万円です。税金等の支払・積立、利息、設備更新も別に必要です。減価償却や在庫の会計処理を省いた管理用試算として使い、正式な収支と資金繰りを作り直します。
販売が48個に減ると売上は96万円です。既に64個分を仕入れていた場合、現金支出48万円はすぐには減りません。在庫を含む会計上の原価と、先に払った現金を分けて確認しましょう。
600万円の投資案を、外注案と比べる
| 使い道 | 仮の金額 | 投資の目的・根拠 |
|---|---|---|
| 加工設備・搬入 | 240万円 | 対象製品の加工条件に合う見積 |
| 治具・検査機器 | 60万円 | 寸法の再現性と検査方法 |
| 作業場整備・保証金等 | 80万円 | 電源・搬入・保管条件 |
| 最初の材料 | 40万円 | 以後の追加仕入は月次で計画 |
| 運転資金 | 180万円 | 初回入金までの支出と予備資金 |
| 合計 | 600万円 | 自己資金250万円+借入希望350万円 |
設備を持つ案と、外注して検査・販売に集中する案で、初期支出、月の原価、納期、最低発注数量を比べます。この金額は補助対象経費を判定したものではありません。補助金を検討する場合は、申請する制度と公募回に合わせて対象・発注時期を確認します。
試作から販売まで、次へ進む条件を決める
- 1か月目:事業主が候補顧客の用途を聞き取り、製品仕様と許容寸法を整理する。
- 2か月目:試作担当が加工時間・不良・材料費を測り、見積と原価を更新する。
- 3か月目:事業主が試用結果と商談を確認し、初回生産数と納期を決める。
- 販売後:受注、納期遅延、不良、回収状況を毎月確認し、増産を判断する。
見積・仕様・受注状況をそろえる
購入設備の見積だけでなく、材料の最小ロット、外注条件、顧客の検収条件、入金予定日を添えます。契約済み、見積提出中、問い合わせを区別すると、受注の見込みを過大に積まなくて済みます。
AIに渡す入力例
製造業の事業計画書を下書きしてください。
製品・顧客:[内容]
既存の経験・設備:[確認済みの事実]
受注状況:[契約済み/見積中/調査前を区別]
単価・販売数量:[仮定と根拠]
工程時間・良品率・外注:[実測と仮定を区別]
設備見積・支払日・入金日:[内容]
売上、工程能力、投資、資金繰りをつなげてください。
需要や契約を補完せず、数量と時間が両立しない部分を質問にしてください。設備を決める前に、数量と資金をつなげる
補助金の計画書に必要な構成と資金繰り表の作り方も合わせて使えます。bizlyaiで製造業の事業計画を整理する際は、実測した工程時間や見積を入力し、仮定を更新してください。
参照した公式資料
資料確認日:2026年9月17日。記入例・計算例は説明用に作成したものです。提出前に提出先の最新様式・案内と照合してください。
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